マウスピース矯正のメリットデメリット

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矯正歯科治療にはいくつか種類がありますが、その1つにマウスピース矯正があります。マウスピース矯正は矯正器具の中でもブラケットを付けないタイプで特殊な矯正器具とも言えます。歯の型にあわせて作られた透明なマウスピースを口に装着するというもので、2週間に1度型を作り直す必要があります。この型は「アイライナー」と呼ばれていて透明で、ワイヤーもブラケットも装着しないのでもっとも目立ちにくい矯正方法だと言われています。病院や方法によっても異なりますが、1日20時間以上の装着が目安です。ネジなどで固定しているわけではないので自分で自由に取り外すことができる装置です。ですから、自己責任で指示通りの装着時間を守る必要があります。装着時間が短ければあまり効果を期待できません。

矯正歯科のマウスピース矯正はあらゆる矯正器具の中で一番目立たないのが利点で、また、取り外しが簡単なため、歯磨きの際や睡眠時間は取り外すこともでき、清潔に保つことが出来ます。矯正歯科のマウスピース矯正では、大きく歯を動かすことが出来ませんので、歯を抜くような大きな歯列矯正には向いていません。比較的簡単な矯正に向いているのがマウスピース矯正です。また、まれに歯根吸収といって歯の根っこが溶けてしまうことがあります。症状が重ければマウスピース矯正での歯列矯正を中止して他の矯正に変更することもできます。また、取り外しが簡単なため、装着時間は患者の自己責任で守る必要がでてきます。