子どものうちに受け口の矯正治療をする

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矯正歯科治療を行う人の中には、アゴに問題があり歯並びがおかしいということもあります。矯正歯科のアゴのトラブルでは特に下アゴが上アゴよりも前に出てしまう受け口が多いようです。実は日本人で100人中5~6人は受け口だと言われています。これは白人が100人中2~3人なのに対し倍以上の数字です。受け口が日本人に多い理由は黄色人種の骨格にあります。黄色人種は頭の後ろが平らなのでそれがアゴの形成に影響しているのです。


受け口がひどければ将来外科手術をしなければならなくなります。長期にわたる歯列矯正の他に1か月程度も病院に入院する必要があるなど大変な手術になります。子どものうちに受け口になる傾向を発見できた場合、これからのアゴの成長のために骨格を矯正していく治療をすることが出来、成人になる前に受け口を治して外科手術を受けずに済む場合もあります。

口を閉じて重ねた時、下の歯が上の歯より出ている状態であれば、受け口の可能性が高く治療の必要があります。


小児のうちの矯正歯科での受け口治療とはどのようなものなのでしょうか。小児の受け口治療は第1期と第2期に分かれています。第1期は2か月~3か月ごとの検診を受け1年程度装置を装着しての矯正となります。上顎前方牽引装置という装置を付けるのが一般的です。大2期は小学校高学年以降に永久歯が全て生えてから歯を正しい位置にするための一般的な矯正を行います。第1期にてアゴの形が整うため、歯並びが極端に悪いということはありませんが、治療が必要な場合があります。