ワイヤーを使用しない矯正装置

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矯正歯科というと金属のワイヤーが前歯にかかっているブラケットを想像しますが、それ以外にも色々な方法があります。最近矯正歯科で注目されているのがワイヤーを使わない治療です。現在、インビザラインとクリアライナーの2種類があります。どちらも基本的な方法は一緒で、透明な歯に装着する装置を付けるもので、ワイヤーも全くなく、矯正が全く目立たない方法です。


インビザライナーはアメリカで開発されたもので、アメリカやカナダでは現在7割の人がこの方法で矯正を行っています。クリアライナーは韓国で発明されたものでインビザライナーとほぼ同じ製法のものです。どちらも透明で取り外しが効くので、食事や歯磨きの際には取り外して使えるという利点もあります。

この2つの違いですが、まず日本で使用する場合、インビザラインは型を作成するのにアメリカに情報を送って作られるので2か月半かかりますが、クリアライナーは10日で作成可能です。クリアライナーのほうがより薄いので審美性に優れており材質も2種類から選べます。3か月に1度型をとって新しい装置を作るのでより正確性があります。逆にインビザラインは、一番最初にとった型を三次元スキャンするコンピューターから作るので新しく型を作る手間はかかりません。治療を早く始めたい人はクリアライナー、歯型を毎回取るのが嫌な人はインビザラインがおすすめです。料金は病院にもよりますが80万円程度ということで、一般の矯正歯科治療と同じ程度のお値段です。