リテーナーを付けている期間も治療期間

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矯正歯科で矯正歯科治療をした後不安なのは、また戻ってしまうのではないかということです。特に矯正を完了したすぐ後は歯は動きやすくなっていますので、アフターケアも心がけないとせっかくの矯正歯科治療が台無しです。治療後にはどういったアフターケアが必要なのでしょうか。


矯正歯科で歯の治療後のアフターケアとして「リテーナー」という装置を付けてくれます。これは歯の保定装置で歯が動かないように固定するためのものです。リテーナは針金と歯の裏側を固定するプレートで出来ていて、動かした位置に歯をなじませてくれます。最終的にはその位置できちっとものが咬めるようになります。このリテーナですが、取り外しが可能なので歯磨きをする際には取り外すことが出来ます。

ただし、中には長時間外しっぱなしにしてしまう人もいます。外しっぱなしにすると意識のないうちに歯がどんどん元に戻って行ってしまいふりだしからやり直すことになりますので要注意です。しばらく放置してからリテーナをはめると歯が正しい位置に無いためとても痛くなったりします。ブラケットを外したら終わりでなくリテーナが外れるまでが矯正治療だと考え、きちんと装着するようにします。


リテーナーの装着期間は大体1年間ですが、外すときは徐々にその時間を多くしていきます。最初は食事の1時間、その次は3時間、6時間など外す時間を長くしていき、寝るとき以外は外せるようになってきたらかなり歯が安定している状態だといえます。リテーナーを使う際は、ガムがついて取れなくなることもあるのでガムを食べるのは控えます。